新サービス「Smart Navigator Next」の本格開発を開始

~診断書等の手術名、傷病名、医薬品名の自動コード化を実現~

 

アジャストがこれまで提供してきた「Smart Navigator」は、診療明細書の画像データから抽出されたテキスト情報に対し、「コード付与」や「傷病名導出」を行い、保険金の支払い可否判定に必要な傷病名情報(ICD-10など)、手術情報(Kコードなど)を抽出します。

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今回開発する「Smart Navigator Next」は、「Smart Navigator」の持つコード付与機能に特化したサービスです。保険査定業務にて取り扱われる、保険の契約者から提出された診断書や請求書、その他医療機関発行書類に記載されている「傷病名」「手術名」「医薬品名」がコード付与の対象となります。各書類の画像データから抽出された対象項目のテキスト情報を受け取ると、テキスト内容を判断して、自動的に公的なマスタコードと、査定業務に必要となる分類コード(手術Kコード、ICD10コードなど)を付与して返却します。オプションで手術名、医薬品名の適応病名(ICD10コード)を付与することも可能です。

 

「Smart Navigator Next」には、「Smart Navigator」に搭載されている、診療明細書の「表記ユレ*1」を高精度で補正するアジャスト独自の技術をベースとして、診断書等の書類特性や、傷病名の表現特性に合わせて「表記ユレ」パターンを拡張した、バージョンアップ版のコード付与エンジンを搭載しています。コード付与エンジンは、コンピュータロジックがテキスト内容を分析し、より正しいコードを付与する為、別名称を事前に登録して置き換える「読替え方式」と比較すると、柔軟性が高くなり、コード付与率も高くなります。例えば、複数の傷病名がまとめて記載されている場合でも、自動的に傷病名を切り出し、一つ一つに正確なコードを付与することができます。

 

現在、開発は、手術名、傷病名についてテスト段階まで進んでおり、そのコード付与率は90%以上を実現。今後は、2021年9月の正式リリース(予定)に向けて、医薬品名の対応と、さらなる精度向上に向けたチューニングを実施してまいります。

以上

*1:「表記ユレ」とは、各書類上に手術や医薬品等の名称が、公的なマスタデータ上の正式名称と異なる表現で記載されていることを言います。「表記ユレ」には、標準名称に対する別名表現(医療上の方言を含む)や、書類記載時の便宜上による省略表現など、多種多様なパターンが存在します。

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■本件に関するお問い合わせ先

株式会社アジャスト 営業統括部営業課 簡易査定支援(Smart Navigator)担当 横溝

TEL:03-5447-7007

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