「はなさく生命保険株式会社」が業務利用開始
「Smart Navigator」・「Smart Navigator Next」
~「請求受付」から「査定業務」への流れの自動化を実現~
当社が業界で初めてサービス化し、特許を取得した「保険金支払支援システム」(※1)の技術を活用した「Smart Navigator」(以下「スマナビ」)(※2)および「Smart Navigator Next」(以下「スマナビネクスト」)(※2)双方について、はなさく生命保険株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:増山 尚志、以下「はなさく生命」)へサービス提供することとなり、2022年6月28日より同社での業務利用が開始しました。
今回、はなさく生命ではお客様の利便性向上・支払いに係る日数短縮を図る目的として「給付金請求オンライン完結サービス」の提供を開始しました。
この仕組みは、「お客様は、診療明細書をアップロードし、読取結果の確認・入力をするのみで、手続きが完了する」という一連の流れになっており、その一翼を当社の「スマナビ」が担っています。
従来の一般的なオンラインによる給付金請求手続きでは、請求に必要な情報をお客様自身が、見慣れない「診療明細書」や「診断書」等を参照しながら確認・入力する必要性があり、大幅な「お客様の利便性向上」には至らないといった課題がありました。
その他にも、「診療明細書」には支払可否判断の上で重要な情報である「傷病名」の記載が無く、お客様は「診断書」等を通じて医療機関へ傷病名を別途確認する必要がありました。
これに対し、当社の「スマナビ」は「診療明細書」の画像データから抽出されたテキスト情報を独自技術で解析、手術や医薬品のコード情報の他、治療内容から類推した傷病名のコード情報を提供することで、「お客様の入力負担極小化」、「診療明細書による支払査定」の実現に繋げています。
また、今回は「スマナビ」の他、「診断書」や「申告書」に対応している「スマナビネクスト」を併せて提供しています。
「スマナビネクスト」は、「診断書」等に記載されている「傷病名」や「手術」等の治療内容から関連するコード情報を導き出し、提供するサービスです。
はなさく生命では、「診断書」による請求手続きの仕組みに「スマナビネクスト」を導入することで、「査定担当者の負荷軽減・精度向上」を実現しています。
「スマナビ」「スマナビネクスト」の両方を活用することで、「請求受付」から「査定業務」までの一連の処理を自動化することが可能となります。
「診療明細書」や「診断書」等の画像データからテキスト情報を抽出する過程において、AI-OCRエンジンを活用するオプションも提供可能です。
(※1) 病院や調剤薬局の窓口で発行が義務付けられる、検査や治療、投薬等の具体的な内容と医療費が記載された「診療明細書」に基づいて、治療内容のコード化や該当する傷病名の導出を行い、保険金の支払い可否を判断する仕組み及び関連するシステム(特許第7085167号)。
(※2) サービスの詳細はこちら↓
Smart Navigator
Smart Navigator Next